2018/04/21

天皇「代替わり」と安保・沖縄を考える4.28・29連続行動 明治150年:日本(ヤマト)による沖縄差別を問う-近代天皇制国家形成から日米安保体制のもとで



■武力によって大日本帝国(天皇制国家)の版図へ強制的に組み込まれ、皇民化政策のもとで植民地的支配を自ら被りながらも、侵略・植民地支配の先兵として動員され、さらに、本土防衛の「捨て石」とされ、住民の4人に1人が戦争で殺された沖縄。
■敗戦後も米国軍政下に置かれ、日本(ヤマト)の「主権回復」後も裕仁天皇のメッセージによって占領状態が継続され、「復帰」後にも米軍基地(日米安保体制)の過重な負担を押しつけ続けられている沖縄。
■日本国家は、「明治」から「昭和」にかけての戦争・植民地支配政策の推進とその破綻(敗戦)の負担も、戦後の平和憲法のもとで併存したアメリカ核軍事力に依存した日米安保体制の負担も、沖縄に押しつけ続けてきた。
■今年政府は、「明治の精神に学び、日本の強みを再認識する」という「明治150年」キャンペーンを展開している。
 「明治150年」とは近代天皇制の150年である。
 日本(ヤマト)によって沖縄との間に作り出されてきた関係は、政府の賛美とは逆に、その醜悪な構造を露わにする。
 この沖縄と日本(ヤマト)の関係をみすえる集会を持ちます(4月28日:沖縄デー)。
 また、天皇制の戦争貢任・植民地支配責任を問い、歴史の改竄を許さない、反「昭和の日」デモも行います(29日:裕仁の誕生日)。
 ぜひ多くの方のご参加を!

明治150年:日本(ヤマト)による沖縄差別を問う-近代天皇制国家形成から日米安保体制のもとで
お 話:湖南通さん(那覇市出身、日本近代法史研究)
日 時:4月28日(土)18:00開場/18:15開会
会 場:文京区民センター・3A
    地下鉄「春日駅」「後楽園駅」からすぐ
    地図→https://loco.yahoo.co.jp/place/g-PjfG6ox_w5-/map/
資料代:500円

4・29反「昭和の日」デモ
日 時:4月29日(日)/15時デモ出発
集合場所:常盤公園
     東京都中央区日本橋本石町4-4-3
     JR「神田駅」徒歩4分
     JR「東京駅」徒歩7分
     JR総武線 新日本橋駅 徒歩4分
     東京メトロ半蔵門線「三越前駅」徒歩4分けこ
     東京メトロ各線「大手町駅」徒歩5分
     地図→https://park.publicmap.jp/print/11518
*集合場所・時間が変更になりました。ご注意下さい。
 また、常盤橋公園ではありません(近くですが)。
主 催:天皇「代替わり」と安保・沖縄を考える4.28-29連続行動実行委員会
呼びかけ団体:
 アジア連帯講座
 研究所テオリア
 戦時下の現在を考える講座
 立川自衛隊監視テント村
 反安保実行委員会
 反天皇制運勧連絡会
 ピープルズプラン研究所
 「日の丸・君が代」の強制反対の意思表示の会
 靖国・天皇制問題情報センター
 連帯社
 労働運動活動者評議会

2018/02/04

明治150年=近代天皇制を問う 2.11反「紀元節」行動


日時:2018年2月11日(日)13:00開場  

会場:全水道会館4F大会議室   ●集会後デモ

講師:太田昌国さん
資料代:500円

主催:「代替わり」と近代天皇制150年を問う! 反「紀元節」2.11行動
呼びかけ団体:アジア連帯講座/研究所テオリア/市民の意見30の会・東京/スペース21/戦時下の現在を考える講座/立川自衛隊監視テント村/反天皇制運動連絡会/「日の丸・君が代」強制反対の意思表示の会/ピープルズ・プラン研究所/靖国・天皇制問題情報センター/連帯社/労働運動活動者評議会

【呼びかけ文】今秋には、「明治 150 年式典」が、政府主催で行なわれようとしている。1966 年に制定された「建 国記念の日」=「紀元節」復活は、1968 年 10 月 23 日に行われた「明治百年記念式典」と連動 したものであった。150 年式典にあたって政府は、「明治以降の近代化の歩みを自制代に残す」 とし、「明治の精神に学び、日本の強みを再認識し、更なる発展を目指す基礎とする」などと、その「基 本的な考え方」を示している。言うまでもなく、「明治 150 年」とは、そのまま「近代天皇制 150 年」 にほかならない。それは、植民地化と侵略戦争に始まる近代日本の 150 年を一連の「近代化過程」 としてとらえ、「不幸な時代」はありつつも、それを乗り越えて現在の「平和と繁栄」につながっ ているという歴史の肯定と賛美である。「昭和の日」を実現させた民間右派勢力は、現在「文化の日」 である 11 月3日を「明治の日」とする運動を進めている。「紀元節」「昭和の日」「明治 150 年」 と続く一連の「記念日」を通して、今年一年、天皇と天皇制をめぐる向こう側の歴史観の押しつけは、 強化されていくだろう。そしてそれが、来年の天皇「代替わり」に向けた前哨戦となることも確 実だろう。  私たちは、この間各地でさまざまなかたちで取り組まれている「天皇代替わり」状況にたいす る抵抗とつながりあいながら、今年一年の運動を展開していきたいと考えている。2.11 反「紀元節」 行動へぜひ参加下さい。