2012/04/18

モンスター27号[反天ジャーナル]

瞳を閉じて翼広げたら危ない?

東京も桜が満開、やっと身体が楽になってきたね。ちょっと前から気になってたのが、巷に「さくらソング」がいっぱいあること。桜が咲くと確かに浮かれたような気分になるのはわかる。それを歌にしたくなる気持も商売なのも、まぁ、わかる。けど、ありすぎ?

最近、こんな記事を目にした。「最近、紋切り型のJポップ歌詞が増えている気がしませんか?」。

大震災以後、マスコミでは「絆」や「つながる」という言葉や「頑張れ応援歌」が氾濫していて、居心地のわるい気分にさせられていたけど、その記事によると、なんと昨年の紅白歌合戦では、「出場歌手55組のうち、10組以上が〈信じて〉〈信じたい〉などのフレーズを歌った」そうだ。「シュールでとんがった表現より、大味でみんなが共有できるベタなアンセム(賛歌)が求められている」とも。ホントにそうかぁ?

ネット上では「翼広げ過ぎ」「瞳閉じ過ぎ」と批判がいっぱいあるそうだ。もし若い人たちがそう感じているのだとしたら、それは喜ばしいことね。そういうのが平気ってことは、考え方がステロタイプになってるってことだもんね。む〜 あたしも気をつけよっと。

【たまにはカラオケいきたい】