日時:2012年11月17日(土)15:00集合
集合場所:水谷橋公園(地下鉄銀座線・都営浅草線京橋徒歩1分)
基地づくり! 海づくり? 天皇の沖縄訪問反対! 緊急行動
今年11月17-18日、「復帰40周年記念事業」の一環として、沖縄の糸満で天皇出席の儀式である「全国豊かな海づくり大会」が準備されています。「大会開催の意義」には、「生産の基盤となるサンゴ礁も地球温暖化の影響による白化現象など」の厳しい状況にあり、「海づくり大会」の開催は「県民一人ひとりの(中略)意識の高揚と併せて、本県の水沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会振興と発展を図るうえで、大変意義深い」とあります。ここでは、沖縄の海にかかる問題として、「復帰」を前後して大規模に進められた「本土資本」による開発の結果としての環境破壊、現在的には辺野古の海上基地建設問題についてなど一切触れられていません。
また、沖縄の人々の怒りをかきたて、粘り強い抵抗を持続させているのは、オスプレイの強制配備、辺野古と高江の新基地建設問題、普天間基地の不撤去問題、全国の74%を占めるという基地集中化の問題、あるいは米兵による途絶えることのない女性への暴力や、領土問題」を口実にした自衛隊配備の強化という現実であり、その構造を作りだした日米安保~日米地位協定の問題と、その発端を作った昭和天皇であることは間違いありません。そして、その根底には、近代以降継続する、日本による沖縄支配という現実があります。
日本政府は基地問題に対してアメリカと交渉するどころか、アメリカと一緒になって安保と基地を沖縄に押しつけています。その沖縄で開催される「海づくり大会」という天皇の政治パフォーマンスとは、琉球処分と沖縄戦、米軍政支配、「本土復帰」と踏みにじり続けてきた沖縄を、あらためて日本に「統合」していく儀式でしかありません。
これらすべてに対して、私たちはこの首都圏からできる限りの大きな抗議の声を大きく上げていきたいと考え、緊急行動を呼びかけます。「海はつくれない!」「天皇は基地づくり海つぶしの現実を隠蔽する儀礼をやめろ!」「沖縄を日米安保の道具にするな!」等々の声をあげていきましょう。
主催:基地づくり! 海づくり? 天皇の沖縄訪問反対! 緊急行動
●呼びかけ:アジア連帯講座、井上澄夫(沖縄・一坪反戦地主会・関東ブロック)、上原成信(沖縄・一坪反戦地主会・関東ブロック)、沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会、立川自衛隊監視テント村、日韓民衆連帯全国ネットワーク、命どぅ宝ネットワーク、反安保実行委員会、反天皇制運動連絡会、「日の丸・君が代」の法制化と強制に反対する神奈川の会、古荘斗糸子(うちなんちゅの怒りとともに!三多摩市民の会)、靖国・天皇制問題情報センター、吉田正司(沖縄・一坪反戦地主会・関東ブロック)、琉球センター・どぅたっち、労働運動活動者評議会