2014/05/06

「公安は天皇のための尾行をやめろ!」共同声明にご賛同ください

~ご賛同よろしくお願いします!~
 立川自衛隊監視テント村のメンバーAさんが、天皇に対する抗議活動の報復として、昨年10月から半年以上にわたって公安警察の尾行・嫌がらせを受け続けています。一刻も早くこの行為を終わらせるため、団体・個人の賛同を集めて以下の共同声明を発表します。
 なるべくたくさん集めることが力になりますので、ご賛同いただけますよう、どうかよろしくお願いいたします!(2014/5/3)

集約先アドレス:bikouhantai@gmail.com

※団体/個人賛同をお願いします。何らかの団体に参加されている方は、ぜひ団体賛同していただけるよう会内で御検討頂ければ幸いです。

※団体名・個人名の公表の可否を明記してください。個人名は「公表可」でもビラのみ記載、ネット公表はしません。

※賛同費は無料です。

1次集約:2014年5月31日 最終集約:6月30日


***「公安は天皇のための尾行をやめろ!」共同声明***
 市民団体「立川自衛隊監視テント村」のメンバーであるAさんは、2013年10月から半年以上、公安刑事の執拗な尾行・嫌がらせを受けています。深刻な人権侵害であり、警視庁に即刻中止するように求めます。

●尾行の発端となった天皇来訪に対する抗議の意思表示
 尾行の発端となったのは、昨年10月、国民体育大会の競技観戦のためにAさんの暮らす町に天皇夫妻が訪れたことでした。市は広報で市民に「奉送迎」を呼びかけ、大量の日の丸小旗を配布しました。
 Aさんは「全ての市民が天皇を歓迎しているわけではない」ことを示そうと、日の丸を振る市民の傍らで、天皇の車に向けて「もう来るな」と書いた小さな布を掲げました。抗議場所はガードレールのある歩道上であり、車列を妨害したわけでもありません。憲法で保障された最低限ともいえる意思表示でした。   

●天皇移動日のつきまとい・嫌がらせ行為の数々
 その数日後、突如公安刑事の尾行が始まりました。尾行は、天皇が皇居を離れ、視察に訪れたり式典に参加する日に行われています。尾行の日数は計25日以上に及び、自宅付近・職場・テント村の活動現場などAさんは行く先々で複数の公安刑事につきまとわれています。
刑事は隠れることもなく、Aさんに数メートルまで接近したり、職場のドア越しに大声を出すといった嫌がらせをしています。「あんなことしたんだからずっとつきまとってやる」といった脅迫発言も行っています。
 2014年3月からは、立川テント村の活動にも尾行刑事が登場し、嫌がらせはエスカレートしています。

●公安警察は尾行をやめろ!表現の自由・民主主義を獲得しよう!
 これらの行為は、天皇への抗議活動に対する報復的・懲罰的なものとして行われている事は明白です。
 これまでも、天皇の行く先々で同様のことが行われてきました。国体や全国植樹祭といった天皇行事が行われるたびに、公安警察による嫌がらせや、微罪をでっち上げて逮捕する予防弾圧が繰り返されてきました。
 「不敬罪」の時代ではありません。天皇制に批判的な表現は、天皇の前でも当然保障されるべきです。
 私たちは「天皇に関することはしょうがない」という意識を乗り越えて、人権と民主主義のために、Aさんに対する尾行・嫌がらせを即刻やめるよう警視庁公安部に強く要求します。
 警視庁はAさんに対する尾行・嫌がらせを即刻やめろ!警察は天皇のための人権侵害を二度と行うな!

よびかけ:立川自衛隊監視テント村/やってる場合か!「スポーツ祭東京」実行委員会/三多摩労働者法律センター